神山健治監督コラボモデル 3Dモデリングによるアクセサリーデザイン
04 6月 2013, by 神山健治監督コラボレーションアクセサリー in
天使の化石のモデリングデータが完成した後は、それぞれのアクセサリーのデザインにデータをフィットさせていきます。それぞれのコンセプトに基づきサイズやアール(傾斜)のかかり具合が異なるため各パーツの配置を微調整しながらフィットさせます。見た目の統一感を出すために実は天使の化石の各パーツの向き、厚み、縦横比、ボリューム感など微妙に調整しています(見た目ほとんど分からないですけど・・・というか、分からないように)
文字の溝部分も後の工程の作業性と製品の強度を考えてテーパー状に仕上げていきます。現在の造形機の技術では0.25mm以下の溝などがはっきりと出力されない可能性が大きいのでテキスト線の幅にも気を使いながら作業を行います。
データが完成するとレンダリングを施し、全体のバランス、完成時のイメージを確認し、ジュエリーに最適化された精密造型機(最近話題の3Dプリンター等)で出力しそれを精密鋳造(キャスト)します。
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