【指輪の傷取り修理】ウォッチリングのリペア
20 4月 2019, by 傷取り修理 inオーダーメイドやカスタム、サイズ直しや修理などもできます。
こんばんは、
名古屋は栄のメンズアクセサリーブランド
ドクターモンローの辻ですよ。
ドクターモンローでは、
自分のところの製品に限りですが
購入していただいたお客さまの
アクセサリーを無償で研摩しています。
ご来店いただいたときに、
言ってもらえばピカっとなるのです。
中には、
「真っ黒になったのがピッカピか!!」
と驚く方もいます。
で、
どうやってあれをやっているのか?
ってことなんですけどね。
バフっていう機械で
研磨しておるのです。
バフは最終研摩で使うのですが
傷が多かったりする場合は
バフだけではすぐに綺麗になりません。
今回は、
傷まるけだったリングウォッチを
金やすりで表面を削って研摩したので
その工程をご覧ください。
リングの傷取り修理前
正面。
ちょっと傷が入っていますよね。
これぐらいの傷であれば、
丁寧に削ればデザインが変形するような
ことはあまりないので大丈夫です。
リング側面。
ちょっと傷が多めですね。
リングの後ろ。
結構な勢いでリングの後ろがキズキズです。
これぐらい傷があると
サンドペーパーだけでは
綺麗にはならないのでヤスリがけです。
磨く前に、
まずはガチャっとリングウォッチを開けて
ムーブメントを取り出します。
これで準備はOK。
削ってきれいにしていきます。
まずは金ヤスリで。
正面の箇所は文字が入っているので
細かいヤスリで丁寧にかけていきます。
リングの後ろ側のあたりは、
粗目のヤスリでゴリゴリと。
そのあとは、
サンドペーパーで
ヤスリの傷が残らないように研摩。
研摩の順番は、
粗目→細かい目
の順番でしていきます。
サンドペーパーは
今回は600番→1000番。
※家に600番しかなかった。
そうすると
こういう感じで光ってくれます。
写真だと鈍い光り方してますが、
実物だとまだまだ商品としては
出せないぐらいの光り方です。
ここからさらに細かく研摩します。
セラミックポイントを使って
研摩をしていきます。
このあたりの研摩の仕方は
人それぞれで結構違ったり。
セラミックポイントなどは
いっさいかけない方もいます。
まあやりやすい方で
研摩できればOKです。
こんな感じで光っています。
が、
ここからさらに
ステンレスブラシで磨くのが
ワタクシ好きなのです。
なぜなら、
最終研摩のバフという
機械で作業するのが
嫌いだから。
なのです。
なので1秒でも早く、
バフでの作業をなくすために
細かく研摩をしていきます。
このステンレスブラシをかけると、
細かい箇所まで磨けます。
いぶし具合がなじんだり、
消えたりするので
そういう箇所は気を使います。
だいぶキレイになってきたので、
それではバフにいきましょう!
最終研摩。
バフっていうのは、
ようはモーターの力で
布が高速回転しているやつで、
それに研磨剤着けてあてる。
ってただそれだけなんですが、
これが神経を使うので
あまり好きではないのです。
この段階で、
穴とか出てくることも
まれにあるのです。
「まじかよ、くそ!」
となるわけですな。
どんな感じかは、
こちらのツイートをどうぞ。
研摩後のウォッチリング。
で、
無事に研摩してそこから
研磨剤のカスを取って完成。
うーん、
美しいですな。
リングの傷取り修後
このような工程を経て、
シルバーアクセサリーや
ジュエリーというのは作られているのです。
とは言っても
繊細に扱うことはないです。
特にシルバーリングなどは
傷ができてくすみなども
味ともいえるようになります。
なので、
好きなように着けてあげてくださいね。
ある程度の変形や傷であれば
綺麗にすることもできちゃいますからね。
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